結局、何の証拠もつかまずに、俺はトレミーに帰投した。 大破したデュナメスは、先にトレミーに格納されていた。 スメラギ・李・ノリエガは、遺されたミッションレコーダーから、ロックオンは死亡した、と判断した。 爆発で、塵も残らない程に消えていったのだと。 俺は、否定も肯定も出来なかった。 そして、ソレスタルビーイングは、残った戦力で最終決戦に挑んだ。 俺は世界の歪みと対峙し、しつこい捨て身の攻撃に合い、結果、エクシアは大破。 俺自身、打撲や肋骨の骨折などの重傷を負ったまま宇宙を漂った。 地球の蒼が、目に痛かった。 ロックオン、あんたのいない世界では、どんな色も虚しくて残酷に映るんだな。 俺は、瞼を閉じた。 もし、死後の世界があるとしたら、ロックオン、あんたに会いたい。 またあの晴れやかな笑顔で俺の名前を呼んで、頭を撫でて欲しい。 前← <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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