むかョしむかョしあるところに大次郎という学生がおりました。 大次郎はヤンキーでした。 とってもとってもヤンキーでした。 大次郎はヤンキーなので学校にはいつも三輪車で登校したり、トイレの紙を使わないのに全部巻き取ったり、チョークをいつも真っ二つにしたり、誰かの靴箱の靴の中にバナナの皮を入れたりと,いつも悪さばっかりしていました。 そんな大次郎に呆れて、大次郎の担任のお豆先生は大次郎に8時間ぐらいの説教をしました。 すると大次郎はションボリして学校の外へ出ていきました。 すると空からポツポツと雨が降ってきました。 雨はだんだん大降りになってきて雷までなっていました。 大次郎は怒られたショックで雨が降ってる事すら気にしないで歩いていました。 すると,どこからともなく… 【……むいよぉ,,寒いよぉモ】 と聞こえて来たので大次郎は回りを見渡しました。 すると小さな小さな子供がこの雨のなかダンボールの箱の中に体操座りして泣いていました。 大次郎は迷いました。 この可哀相な子供を連れて帰るのか…。 でも大次郎の親は厳しいので連れて帰ったら絶対怒られてしまいます。 可哀相だけど… と思いながら…大次郎はそのまま通り過ぎて行きました。 さっきの子供の事を考えながら歩いているとすぐ家に着きました。 家に着いた大次郎は濡れた髪を拭きながら外を見るとさっきより雨がひどくなっていました。 雨というか、もう嵐でした。 その嵐のような外を見た瞬間、大次郎は外へ大急ぎで飛び出していきました。 速さで言うとマッハ2くらいでした。 外にでた大次郎はさっきの子供がいた場所に向かいました。 ヤンキーだけど心が優しい大次郎はこの嵐の中,外にいた子供が放っておけませんでした。 どーしても見てみぬふりが出来なかったので、親に怒られる事を承知で、家に連れて帰る事にしました。 これが小次郎との出会いでした。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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