ルイ・デリュック


ルイ・デリュック

ルイ・デリュック(Louis Delluc 1890年10月14日生)
 [フランス・映画監督/脚本家/映画批評家]


 ドルドーニュ県カドゥアン生まれ。1903年、家族とともにパリに移り住む。古典を修めたのち、ジャーナリズムの道へ進む。スペクタクル芸術の批評、詩、小説などたくさんのものを書いた。芸術映画、ニュース映画、軽映画など当時の映画に対しては非常にクリティカルであった。戦時中、ポール・クローデルのミューズであり通訳であるエーヴ・フランシスと結婚した。彼女がデリュックにアメリカ映画を発見させた。

 1917年から、映画批評の世界に身を投じ、数え切れないほどの記事や草稿を書き、「シネアスト」という語を発明した。幼なじみのレオン・ムーシナックとともに、フランスにおける初めての独立系理論家、批評家となった。わずか5年のうちに、横溢する活動の兆候を示す。雑誌『Le Journal du Cine-club』と『Cinea』を編集し、複数のシネクラブを創設し、とりわけ7本の映画を演出した。なかでも2本はフランス映画史に残る作品である。『La Femme de nulle part』(1922年)と『狂熱』(1921年)である。彼の演出は、自然な美術装飾を生かし、ジェスチャー表現や突発的変化を抑えたものであった。トーキー出現までの1920年代映画を特徴づける前衛映画の先駆であった。

 1924年、最後の映画『洪水』をローヌ川の谷で撮影した。非常に悪い気候条件にあって、ルイ・デリュックは恐るべき肺炎に罹患する。同年3月22日、33歳と数週間の生涯を閉じた。1937年に毎年の最高のフランス映画に与えられる「ルイ・デリュック賞」設立された。

 1924年3月22日死去(享年33)


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