ゴールデンエイジ豆知識 1/1ページ ■近代スピリチュアリズム 1848年3月、アメリカ、ニューヨーク州のハイズビルという村に住んでいたフォックス家の姉妹の周囲で怪奇事件が起こりました。これは「ハイズビル事件」と呼ばれ、心霊学史上でもさまざまな論議を巻きおこしたことで有名な事件です。殺人事件の犠牲になった死者がラップ現象(壁をノックする音)を起こし、それを利用して「自分は殺されたのだ」というメッセージを、フォックス姉妹に送って来たというものでした。この事件が徹底的に調査されたことがきっかけとなり、それまで宗教的な幻覚やインチキにすぎないとされていた心霊現象が、裁判官や科学者によって真剣に研究されるようになりました。 フォックス家の姉妹 以降、欧米を中心に心霊現象が一種のブームとなり、霊現象や超能力・霊能力の調査と研究がさかんに行われました。その結果、死は人生の終わりではなく、人は死後も永遠に生き続ける霊的存在であることが実証されました。そして、霊媒(メディウム)と呼ばれる特殊な体質と能力を持つ人の協力があれば、あの世の人たちとコミュニケーションすることが可能だということも分かりました。 1900年代には優れた霊媒が多く登場したことで、イギリスを中心に各地で交霊会が行われるようになり、「インペレーター」、「レッドクラウド」、「シルバーバーチ」などの高度に進化した霊的存在によるすぐれた教えや、人の霊性進化をうながすメッセージが次々ともたらされるようになります。これがチャネリングの始まりです。 シルバーバーチの肖像画 Silver Birch Speaks(シルバーバーチのチャネリングの録音) このように、学識者による心霊現象の科学的な研究に始まり、人間と霊的存在が協力することで死後存続を証明し、人々に正しい霊的知識を広めて、人間としての本当の生き方をしようとする啓蒙(けいもう)運動を総称して「スピリチュアリズム」と呼ばれました。 特に19世紀後半から20世紀にかけて西洋で広がった「近代スピリチュアリズム」の思想や心霊知識がさらに発展して、現在の精神世界やゴールデンエイジに向けた運動など、人の霊性を重視するスピリチュアルな考え方に受け継がれていることは、いうまでもありません。 ●交霊会での物理現象 心霊現象が研究され始めた頃の交霊会では、かなり派手な現象が起こっていました。重いテーブルが空中を飛んだり、霊媒の体から流出する物質を元に作られる、エクトプラズムという半物質を使って霊が姿を出現させたりと、人々の意識改革をせまる出来事がたくさんあったそうです。 これらの物理現象は、霊魂の実在や霊的なエネルギーを証明するだけの目的で、プロセスとして行われていたもので、真の目的は人間の霊性を高め人類を進化させて、最終的に地球人類をアセンション(次元上昇)へ導くための、地球の高級霊団(ホワイト・ブラザーフッドやスピリチュアル・ハイラーキー)による大いなる計画の一環だったといわれます。もちろん、この計画は現在も続いています。(終) ※上画像/19世紀の交霊会の様子 次へ [ページを指定] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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