ゴールデンエイジ豆知識

カバラと魔法
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■カバラと魔法

カバラ(QABALAH)とは「口から耳

■カバラと魔法

カバラ(QABALAH)とは「口から耳へ」という意味で、師から弟子へと、太古から秘教的に伝えられてきたヘブライ神秘主義の哲学です。
「人間は大宇宙(マクロコスモス)の中に存在する小宇宙(ミクロコスモス)であり、人間には、大宇宙のあらゆる力が潜在的にそなわっている。人間もふくむ宇宙のあらゆるものは一つなのだ」という『万物の統一性』が中心的な思想です。この知識のルーツは、「エメラルド・タブレット」の著者でアトランティスの賢者ヘルメス・トート(ヘルメス・トリスメギストス)だと言われています。

このカバラの思想、いわゆるヘルメス思想を基本として、物質界を越えた霊的世界を理解し、自己を高め、自分の内部にある潜在能力を自在に引き出して、その力を現実社会で他者のために役立てる技術が魔法です。現代風にいえば、超能力や霊能力に近いものだといっていいでしょう。その技術は決して一般に公開されることはなく、魔法を伝承する「魔法結社」に入門することを許された、ごく限られた人だけが教えを受けることができるそうです。彼らは「魔法使い」と呼ばれます。

魔法には「霊視」、「霊聴」、精霊を呼び出す「降霊術」、自分のアストラル体を飛ばして遠くの物事を知る「アストラル体投射(体外離脱/リモートビューイング)」、ネガティブなエネルギーを浄化する「魔除け」の方法や儀式、物品にポジティブなエネルギーを注いで護符(お守り)を作る「祝福」の技術などの他に、「手相術」や「人相術」、よく知られている「占星術」や「タロット占い」などがあります。
しかし魔法の最終的な目的とは、「聖なる守護天使」に出会って対話し、真の知識を求めること。「聖なる守護天使」とは自分のハイヤーセルフ(高次元の自己)のことです。つまり真の自己にむすびつき、神(=宇宙)にむすびつくことが魔法の本質であるとされます。

●「黒魔術」とダークカバル

カバラの知識や魔法をネガティブな目的で使う人々がいます。彼らは「ダークカバル」または単に「カバール」と呼ばれます。彼らは「聖なる存在」に繋がるのではなく、闇の世界の「悪魔」につながって悪魔的なサイキックパワーを手に入れることで、自分たちの欲望を達成しようとします。彼らは「悪魔崇拝者(サタニスト)」とも呼ばれます。
伝統を守る正統派の魔法使いが、ポジティブな目的で使う魔法を「白魔術」といいますが、それに対して彼らが使う魔法を「黒魔術(ブラックマジック)」といいます。人を操ったり危害を加えたりするのが目的です。

●生命の木(オツ・キイム:Tree of Life)



生命の木はカバラで最も重要なものとされ、全宇宙の現象と人間の魂に関すること一切を象徴的に表現する一種のマンダラ図のことです。「セフィロト」と呼ばれる、さまざまな色の10個の球(円)と、それを線でむすんだ形で描かれており、物事の霊的な意味や霊的な力がどのように流れるか、などを考えるときに役に立つといわれます。また同時に、生命の木は人間のチャクラも象徴しているとされ、魔法の修行はこの生命の木を理解することから始まります。
現代風に言えば、多次元世界のあらゆる存在を形成しているエネルギーがどのようなシステムなのか、それがどのように作用しているかということです。それが完璧に理解できて、エネルギーを自由自在にコントロールすることができるようになったら、ハリー・ポッターのような魔法使いになれるかもしれません。(終)

※上画像/ヘルメスの魔法陣

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